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こんにちわ 04年8月15日 きよみのページです。

 
 
 ここのページではあっくんママこと『きよみ』が読んだ本の紹介や独り言もときにはぼやいています。皆様の読書感想も『bbs』で待ってま〜す。おすすめ本などありましたら教えてください。

 石田衣良さんは2冊目。文章が『綺麗だな』って感じることと、この年でこんなこと考えるかな〜という少し背伸びした子ども達に別世界の魅力があるように思う。せつなさが漂っているけれど不幸せではなく、前向きな感じが結構好きです。

 東野圭吾さん 再読ー暴露話です。暴露話は勘弁という人は読んでから見てね。暴露はこちら→
 私が彼を殺した2002年5月15日) では『犯人は●●●●』。
 どちらかが彼女を殺した2001年11月1日) では「元彼」か「親友」か。これは『●●が犯人』。

 阿刀田高さんと林真理子さんもそれぞれ再読本。(2002年3月1日

 
 

 

娼年(call boy) 石田衣良 集英社文庫

恋愛にも大学生活にも退屈し、うつろな毎日を過ごしていたリョウ、二十歳。だが、バイト先のバーにあらわれた、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香から誘われ、とまどいながらも「娼夫」の仕事をはじめる。やがてリョウは、さまざまな女性のなかにひそむ、欲望の不思議に魅せられていく・・・。いくつものベッドで過ごした、ひと夏の光と影を鮮烈に描きだす、長編恋愛小説。

集英社文庫 http://www.shueisha.co.jp/bunko/

私が彼を殺した/東野圭吾 講談社文庫

婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。

東野圭吾ホームページ http://www.keigo-book.com/

どちらかが彼女を殺した/東野圭吾 講談社文庫

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

東野圭吾ホームページ http://www.keigo-book.com/

あやかしの声 阿刀田高 新潮文庫

わけもなく他人に恐れられる恐怖。自分が誰か、どこにいるのか急に分からなくなる恐怖、悪い予感が次々的中してしまう恐怖、夢に隠された潜在意識がしだいに形を取ってくる恐怖、古い書物の呟きが迫ってくる不可思議な恐怖──名手が繰り出す奇妙な色合いの恐怖11種は、あなたの心に複雑な波紋を残します。あなたを悪夢に誘う“あやかしの声”が、ほら、どこからか、聞こえてきますよ。

新潮社文庫 http://www.shinchosha.co.jp/bunko/

みんなの秘密/林真理子 講談社文庫

倉田涼子、三十四歳。キスに対して少女よりもおぼこな人妻は、不倫という甘い蜜を手に入れた。キスだけの淡い恋に酔いしれ、その先の関係におそれおののくが・・・「爪を塗る女」。何かを隠して生きている妻、夫、娘、愛人たち、人間関係の密やかな喜びと切なさを描く連作小説集。第三十二回吉川英治文学賞受賞作。

講談社文庫 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bunko/