ここのページでは『すくすくあっくん』以外でのかあしゃんこときよみについてのページになっております。子育て以外のお話(のつもり)です。 眠りの森/東野圭吾。電車の中で泣きながら本を読んだのは本当に記憶に乏しい。初めての経験かな。彼氏の処へ別れを言うのに乗った電車内では本当に涙が、何もしないのに次から次へと溢れてきて。そんな経験や、人目もはばからず笑っちゃったのは今は亡き“景山民夫様”の本。フランダースの犬は部屋で読んでいて大泣き。・・・と考えても今日の経験は数少ない体験だ。バレリーナとの恋愛を成就させてあげたくても相手がダンサーではね〜、それを見事に、これは不幸中の幸いなのかしら。いやいや、結ばれて良かったと同時に彼女のラストの舞台は本当に素晴らしいものだったのでしょう。本当に裏切りはないラストにこれまた感動の嵐でした。 どちらかが彼女を殺した/東野圭吾。本当にどちらが殺人を起こしたのでしょう。女か男か。始めから2人に絞られているのにわからない。読み終えた後、「犯人は誰なんだー!」と頭に??????が一杯に。この本が出た時に出版社に「犯人は誰ですか」という質問が殺到したそうだが、本当に電話をかけてしまいたくなる。「東野圭吾vs読者」という推理小説って感じか。んー、探偵にはなれそうもありません。 パラレルワールド・ラブストーリー/東野圭吾。とてもせつないラブストーリー。読み始めから違和感があって、それがリズムに乗っていて気持ちいい。小さな違和感がだんだん大きくなっていって『事件』と結びついていく。今の彼-敦賀崇史は現在の彼か、記憶前の彼か・・・。そんな狭間に翻弄されずに読み進めていく。見えそうで見えない彼の記憶と同じ手応えが感じられもどかしい。読み終わってもリピートしていく感覚にとりつかれ、また初めから読み始めてしまいそうになる。ラストはきゅんと胸がしびれる。こんなきゅんとするラブストーリーってきっとこの「パラレルワールド」から逃げられない。 人質カノン/宮部みゆき。東野さんが続いちゃったんでちょっと頭を休めようと選んだ宮部みゆきさん。この人の作品はやっぱり時代物が私は好き。この本1冊についてはちょっと残酷すぎる気がした。そういう世の中なのでしょうか。 |
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