こんにちわ。5月15日 きよみのページです。

 
 
 ここのページでは『すくすくあっくん』以外でのかあしゃんこときよみについてのページになっております。子育て以外のお話(のつもり)です。

私が彼を殺した/東野圭吾。私って誰だ〜!案の定パニックになった私です。犯人がわからない第2弾。あの頃よりもいじわるがアップしていて、本の内容をそのまま信じていいのか、裏があるのか、誰かは嘘をついているわけで・・・。言います。犯人がわかりました。犯人は●●●●ですかね〜。急に弱々しい意見にまりますが。誰か、スパッと教えてください。

探偵ガリレオ/東野圭吾。意味をよく理解しているわけではないのですが、楽しく読めました。文庫本ラスト解説に“佐野史郎”さんの名前。何故に?と思い、作品を全て読み終えてから解説を読むと、東野圭吾さんの中での“ガリレオ”こと“湯川学”のイメージが“佐野史郎”さんだったということだ。うひぇ〜、と思いながらも『なるほど』と納得。難しい内容かと思ったんですが、いや、確かにちんぷんかんぷんだったのですが、それ以上に面白さの方が際だっていたので、スイスイ読めました。第2弾ってありますかね。

ボクの町/乃南アサ。おまわりさんの話。「お巡りさん」にはちょっとなじみが浅く、あまり良い印象がない職業の方ですが、このお話は楽しかったですね。純でまじめな青年が不純な動機でお巡りさんになって、熱血マンの同期と比べられてはしかられて。そんな日々の中、もう辞めてしまおうと決意。でも、結果辞めなくて続けていく決心をする。またいつ断念してしまうか見たいものですが、ドジを繰り返しながら育っていくんですね。

若い真珠/平岩弓枝。昔の少女漫画をそのまま文章で読んでいる感じ。可愛らしくて、お嬢様の匂いがプンプンで、そのころのカタカナ使いが時間を物語っていました。洋風っぽく純和風な物語。平岩弓枝さんだからこそ、面白く、楽しく読めたのではないでしょうか。ストーリーも少女漫画チックでしたが、引き込まれて、ダダーッと読めてしまいました。

 
 

 

私が彼を殺した/東野圭吾 講談社文庫

婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。

東野圭吾ホームページ
http://www.keigo-book.com/

探偵ガリレオ/東野圭吾 文春文庫

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮かんだデスマスク、幽体離脱した少年・・・警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。解説・佐野史郎。

東野圭吾ホームページ
http://www.keigo-book.com/

ボクの町/乃南アサ 新潮文庫

警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、今風のドジな若者。道案内、盗難届の処理、ケンカの仲裁などに追われるが、失敗の連続でやる気をなくしていた。が、所轄の同期見習いが犯人追跡中に大ケガを負ったことで俄然、職務に目覚める。聖大の成長をさわやかに描くポリス・コメディ!。

http://www.shinchosha.co.jp/bunko/

若い真珠/平岩弓枝 文春文庫

温かい家庭で何不自由なく育ってきた奈知子は14歳。最近、気になる存在の次郎がいる。一方、母の死により京都から上京して働く久美。次郎と列車で偶然知り合った久美は、奈知子と次郎が急速に親しくなっていくのをねたみ、二人の仲を引き裂こうとする。1964〜66年「女学生の友」に連載され評判をよんだ幻の少女小説。

http://www.bunshunplaza.com(文春ウェブ文庫)