みなさま こんにちわ。秋の夜長を、読書で過ごしたいですね。

『スペース・オペラ』41号です。

 

 やっと10月に入ってくれました。9月は大きな行事を抱えていたのでパタパタ慌ただしく、落ち着きのない生活でしたが、ふ〜、ここで一息つけそうでしょうか。

 と同時に一気に秋の気配を感じますね。秋の夜長といったら「読書」でしょう。9月はペースダウンしていましたが、10月は気持ち的に余裕がある予定のつもりです。ビデオネーションもすっかり遠ざかってしまって、これではいけないぞ! と心を入れ替えようと思います。9月23日は自分の行事と重なってしまったために、ビデオネーションの皆様にも、このホームページでの紹介を楽しみにして下さっていた皆様にもご迷惑をおかけしましたが、この先の報告はきちんとしていきたいと思います。やっぱり、自分の出演している作品の時は気合いが入りますものです。というわけで、少し気合いを入れていきましょうかね。

 

阿刀田 高/箱の中

犯罪者として警察に追われる放蕩息子の身を案じ、別れた妻の家を訪れた男が見たものは睡眠薬の小瓶、大型の電気鋸、そして二つの大きなダンボール箱。一体なにが起こったのか、そしてあの箱の中身は・・・。

表題作ほか、選りすぐりのホラー小説全十篇。秘密の箱のふたを、あなたもそっと開けてみて下さい。

 

 

 

 「テレビばっかりみていると今にしっぽが生えてくる〜、それは大変、たいへんだぁ〜、しっぽが生えてきたらどうしましょ」っていうコマーシャルソングをご存知でしょうか。といえども、お手軽にニュースが入ってきたり、疲れた頭をぼーっとさせてつかの間時間を過ごしたり・・・。極楽だ〜ね〜。しかし、ここで私といっしょに読書に励んでみませんか。短編集のひとつでもいいんです。のんびりした気持ちに心地よくページをめくって。活字が苦手の人ならば、まずはマンガからという手もあるでしょう。手塚治虫さんの作品等、マンガといえども侮れないものもあります。せっかくの秋の夜長なのですから、ねっ、みなさん、テレビの生活から離れてみませんか。

 

今毎月1日発行ですので、これからもよろしくお願いします。

 

1998.10.1.Vol.41