スペースオペラのトップ きよみのページ目次

こんにちわ 06年5月1日 きよみのページです。

 
 
名探偵の呪縛 再読。別次元に迷い込む不思議さ。そこで起きる自分でない自分の活躍。知らないけど知ってる世界。夢のようであり、現実のようであり。しかし、その生活が自分を取り戻す。こんなふうに考えてしまった理由。切り離したいけれど失ってはいけない思い。大切な物をもう一度見つける旅なのかも。
 
 

 

名探偵の呪縛 東野圭吾/講談社文庫

 図書館を訪れた「私」は、いつの間にか別世界に迷い込み、探偵天下一になっていた。次々起こる怪事件。だが何かがおかしい。じつはそこは、「本格推理」という概念の存在しない街だったのだ。この街を作った者の正体は?そして街にかけられた呪いとは何なのか。『名探偵の掟』の主人公が長編で再登場。 。