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こんにちわ 06年1月15日 きよみのページです。

 
 
遠い海から来たCOO 景山民夫 手元に本がなくて、読みたくても読めない。たぶん捨てられてはいないと思うのだが、微妙だ…。買うにもすでに手に入りにくい状態で何だかな〜、悲しい。景山民夫さんも大好きな作家サンで本当に色々読みましたよ。ハードボイルドというジャンル作品もこの人が初めてだったかも。電車の中で笑いが止まらなくなったり、涙が止まらなくなったり。本当に惜しい人を亡くしたと思います。

エウレカセブン1 日曜朝のアニメの文庫本化。テレビ作品とは違うもう一つの『エウレカセブン』ということだけど、途中からテレビを見始めた私には何となく繋がってきて楽しく読めた。これが『1』だと続巻が楽しみだ。

 
 

 

遠い海から来たCOO 景山民夫/角川文庫

 小畑洋助、12歳。海洋生物学者の父・徹郎とフィジー諸島のパゴパゴ島に移り住んで三年になる。
洋助はある朝、通学の途中、珊瑚礁の潮だまりにひとつの生命を発見した。“奇跡”との出会いだった。それは六〇〇〇万年以上も昔に死に絶えたはずのプレシオザウルスの生まれたばかりの姿だったのである。しなやかな肢体と愛らしい黒い瞳を持ったその奇跡の生命は、洋助を見つめ、「COO」と歓喜の産声をあげた。
こうして少年と幼い恐竜クーとのきらめく至福の日々がはじまった。だが平和は長くは続かなかった−。
第99回直木賞にかがやく、感動の冒険ファンタジー、待望の文庫化。

1947年東京生まれ。慶応大および武蔵野美大をいずれも中退。『虎口からの脱出』により第8回吉川英治文学新人賞、『遠い海から来たCOO』により第99回直木賞を受賞。98年歿。

角川文庫 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/

交響詩篇エウレカセブン1 BONS・杉原智則/角川スニーカー文庫

 決まり切った未来、何かが起きる気配すらない日常。惑星開拓の熱狂も醒め、不況の街で鬱々とした日々を過ごす14歳の少年レントン。彼が唯一熱中するのは、リフと呼ばれる空を舞うスポーツ。空を舞うその一瞬だけ、自分へと誘う存在を感じ取れる気がするからだ。そんなレントンの前に、彼を本当に自由へと導いてくれるかもしれない少女が現れた。スミレ色の瞳を持つ彼女の名は、“エウレカ”。新感覚ロボットアクションノベル、第1弾!

角川文庫 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/