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こんにちわ 04年7月15日 きよみのページです。

 
 
 ここのページではあっくんママこと『きよみ』が読んだ本の紹介や独り言もときにはぼやいています。皆様の読書感想も『bbs』で待ってま〜す。おすすめ本などありましたら教えてください。

 野沢尚 自殺されたとニュースで知り、作品を読んだばかりで少しショックだった。景山民夫さんを思いだした。

 
 

 

超・殺人事件〜推理作家の苦悩 東野圭吾 新潮文庫

新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機会「ショヒックス」。どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機会が、推理小説界を一変させるbb。発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集。

新潮社文庫 http://www.shinchosha.co.jp/bunko/

うつくしい子ども 石田衣良 文春文庫

緑豊かなニュータウンを騒然とさせた九歳の少女の殺人事件。犯人として補導されたのは、〈ぼく〉の十三歳の弟だった!崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校・・・。殺人者のこころの深部と真実を求めて、十四歳の兄は調査を始める。少年の孤独な闘いと成長を痛ましくもみずみずしく描く、感動のミステリー。

文春文庫 http://www.bunshunplaza.com

危険な童話 阿刀田高 新潮文庫

〈おばちゃまの目はどうして、そんなに怖く光っているの?〉〈それは、お前を殺すためだよ〉・・・不意に暗転するメルヘンの世界。人間心理の狂暴な衝動を描く表題作。同級会で40年ぶりに会った男が1500万円もの大金をポンと貸してくれるというのだが、その真意は?bb「茜色の空」。怠け者の女と結婚した男が女のためにした最後の仕事とは?bb「女に向かない仕事」。夢と戦慄の全10編。

新潮社文庫 http://www.shinchosha.co.jp/bunko/

怪談〜男と女の物語はいつも怖い 林真理子 文春文庫

結婚を控えた田端と菜穂は、人も羨む似合いのカップル。今日も仲人を頼んだ部長の家で、心尽くしの前祝いをしてもらう。上機嫌で田端がひとり暮らしのアパートに戻ると、差出人不明の、粗末な茶封筒が届いているbb。表題作ほか、脛に傷もつ男女におとずれる恐怖の瞬間をとらえた傑作短篇が勢揃い。

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鬼の面〜かわせみ13 平岩弓枝 文春文庫

厄年の男は青鬼の、女は赤鬼の面をかぶるという節分の豆まきの最中に、日本橋の麻苧問屋の主人が倉の中で殺される。逃げていった男は鬼の面をつけていた。表題作ほか「麻布の秋」「忠三郎転生」「春の寺」など江戸情緒をたたえた名作六篇を収録。大川端の御宿『かわせみ』を舞台に展開される人情捕物帳シリーズ。。

文春文庫 http://www.bunshunplaza.com

神かくし〜かわせみ14 平岩弓枝 文春文庫

ふらりと橋の袂から出て来た若い娘は数日間の記憶を失っていた。名主の娘、水油問屋の娘、煙草問屋の女房、筆屋の娘と神田界隈で神かくしが続出するが、これは事件か、色恋の平仄あわせか。表題作ほか「梅若塚に雨が降る」「みずすまし」など粒ぞろいの七篇を収録。大川端の御宿『かわせみ』を舞台に繰り広げられる人情捕物帳。

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恋文心中〜かわせみ15 平岩弓枝 文春文庫

講武所教授方と軍艦操練所通いの新生活に入った神林東吾は、操練所で知り合った青年に相談を持ちかけられる。大名家の御後室が恋文を盗まれ脅されているという。指定された場所に、東吾は青年の身代わりに出向く。他にるいと東吾が晴れて夫婦となる「祝言」など七篇を収録。大川端の旅館『かわせみ』の面々がおくる人情捕物帳。

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