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こんにちわ 04年5月1日 きよみのページです。

 
 
 ここのページではあっくんママこと『きよみ』が読んだ本の紹介や独り言もときにはぼやいています。皆様の読書感想も『bbs』で待ってま〜す。おすすめ本などありましたら教えてください。

 今回は『かわせみ』のみを読みふけりました。と同時に『NHKドラマ』も拝見。本編の作品に手を入れて脚色してあるので、読んだことのない、でも筋は知っているお話しで楽しめました。なかなか良い筋書で、ウルっとくるところなんかも清々しい感じでした。それで今回は『かわせみ』だらけです。テレビ放送はそれ一つだけですが、時間が合えばまた、観たいです。

で、白萩屋敷の月〜御宿かわせみ(八)/お兄さんのお話、ちょっとじ〜んときましたね。どのお話しもそれぞれに良いんですが、死んだ、騙されたのお話しでなく、それも身内のお話。ほのぼの〜の中に熱い想いが込められている。お互いに惹かれあいながらその気持ちを隠し通さなくてはいけないせつない想い。読み進めていくうちに「東吾」のイメージが変わってくる。何か、遊び人じゃ〜んってね。それもいっか

 
 

 

狐の嫁入り 御宿かわせみ(六)/平岩弓枝 文春文庫

本所で“狐の嫁入り”騒ぎがひんぴんとおきている。花嫁行列の駕籠が宙に浮いて青白い狐火が飛ぶのだそうな。捨ててはおけぬと、畝源三郎同心と神林東吾が真相糾明にのりだし、〈かわせみ〉の女主人るいも一役買って・・・表題作のほか五篇を収録の、人気シリーズ第六巻。江戸の四季、風物、人情を織り込んだ新感覚の楽しい捕物帳。

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酸漿は殺しの口笛 御宿かわせみ(七)/平岩弓枝 文春文庫

御三家の一つ、水戸様の屋敷に賊が入り鉄砲を盗み出していったという噂。大名家の事件に町方は手が出せない・・・だが八丁堀同心畝源三郎は密かに探索をはじめた。それを助ける東吾とるいに“かわせみ”の面々の活躍を描く「能役者、清大夫」のほか5篇。るいと東吾の色模様もしっとりと、江戸情緒ゆたかに展開される異色の捕物帳。

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白萩屋敷の月 御宿かわせみ(八)/平岩弓枝 文春文庫

兄の神林通之進の使いで、旗本青江但馬の別宅、根岸の白萩屋敷に出掛けた神林東吾は、女主人の顔に残るむごたらしい火傷の痕に一驚する――表題作のほか7篇。美人で人情もろい“かわせみ”の女主人るい、彼女の恋人、剣の達人神林東吾、彼の親友、畝源三郎同心の名トリオが知恵出しあって難事件に立ち向かう異色捕物帳。

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一両二分の女 御宿かわせみ(九)/平岩弓枝 文春文庫

商用で江戸へ来た男が大金を持って次々と姿を消す。月に六両の生活費を四人の旦那で都合するという“安囲いの女”が関係しているらしいる――表題作のほか7篇。大川端の旅籠「かわせみ」の女主人るい、年下の恋人で剣の達人・神林東吾、彼の親友で八丁堀同心の畝源三郎、名トリオの勘が冴えわたる江戸情緒ゆたかな人情捕物帳。

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