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こんにちわ 03年12月15日 きよみのページです。

 
 
 ここのページではあっくんママこと『きよみ』が読んだ本の紹介や独り言もときにはぼやいています。皆様の読書感想も『bbs』で待ってま〜す。おすすめ本などありましたら教えてください。

 精神科医の本って結構面白いですよね。事件のあったこういう人の裏側、なんて「へぇ〜」って感心したりして。心の病って、その人を取り巻く環境が大きく左右してますね。自分の子供はどうだろうと考えながら読むと結構怖い。例えば、私が早いうちに死んでしまった場合、この子達に不幸が訪れはしないか、とか。父親の接し方、母親のあり方など今のままでいいのかな・・・なんて。考えても仕方ない。自分の子供を信じていくだけですね。子供虐待の“It”の話などと合わせて考えていくと深い話ですね。

 
 

 

あなたの心が壊れるとき/高橋龍太郎 扶桑社文庫

近頃の日本では、精神的に病んでいる若者が多くなったといわれている。結果として、事故にあったり事件に巻き込まれたりするケースも稀ではなくなった。例えば、東電OL事件で殺された女性は高校時代から拒食症だったという。また、宮崎勤事件では、多重人格説をとなえる専門家もいる。その他、アダルト・チルドレン、PTSD、境界性人格障害、ストーカー、アパシー、パニック障害など、現代日本に蔓延する若者の“心の病”をベテラン精神科医が豊富な臨床例を基に綴った問題の書。

扶桑社文庫 http://www.fusosha.co.jp/