こんにちわ 11月1日 きよみのページです。

 
 
 ここのページではあっくんママこと『きよみ』が読んだ本の紹介です。2週間の更新にあわせて作っています。皆様の読書感想も『bbs』で待ってま〜す。おすすめ本などありましたら教えてください。

お吉の茶碗/平岩弓枝。安心して読めますね。「かわせみ」東吾さんのお話。シリーズなので何とか全作と思っているのですが、なかなか他にも目移りしてしまって。最初の方の話ってとっても興味があるんですよね。どうなってるんだろう。

殺人株式会社/森村誠一。森村さんの本も安心区域ですね。今回は読み始めてすぐに殺人があって、それも「他人」殺人で、どうやって解決していくんだろう、という中、少しずつ接点が見えて面白かったですね。こんな風にちょっとずつ見えてくるっていうのもこちらをハラハラさせてくれていっかも。

13歳の黙示録/宗田理。良かったな〜。面白かった。どんな風な展開になっていくのか全くわからなかったけど。面白いって表現はちょっと失礼かも。でも13歳のこちら側をかいま見れたような気がした。何故13歳なのか、何故この先生だったのか。そして同じ13歳を過ごしていた彼にとっての苦悩。時折、涙が出てきそうになって、それは悲しみからではなく、やりきれなさからかな。うん、おすすめです。

 
 

 

お吉の茶碗/平岩弓枝 文春文庫

「かわせみ」の女中頭・お吉が、大売出しの骨董屋で一箱一両の古物の山を買い込んできた。いい買物でしたと得意顔のお吉だが、掘り出し物には裏があり、数日後、骨董屋の主人が殺されて・・・。東吾の鋭い洞察が事件を解決する表題作ほか、「花嫁の仇討」「怪盗みずたがらし」など、お馴染みの人情捕物帳全八篇を収録。

http://www.bunshunplaza.com(文春ウェブ文庫)

殺人株式会社/森村誠一 光文社文庫

事件の発端は西麻布だった!銀座のバー「やしろ」のママが、自宅マンションで絞殺されていたのだ。情痴怨恨の殺人と思われるが、決定的証拠がない。捜査が難航するなか、今度は多摩川でアベックが襲撃され、女性がレイプされる事件が起きた!不思議なことに、被害者の手には「やしろ」のマッチが・・・。恐るべき犯罪集団とは!?都会の喧騒にひそむ冷徹な殺意。

http://www.kobunsha.com

13歳の黙示録/宗田理 講談社文庫

札付きの非行少年・幸雄の閉ざされた心に、中学教師の千佳は献身的に向き合おうとする。少年の内にあった驚くべき葛藤とは? そして周囲の心配通り、13歳の幸雄は千佳にナイフを向けた! 少年向けに物語を紡ぎ出してきた著者が世に問う「人を殺めることの重さ」。親も子も読みたい、胸に迫る感動の傑作!

宗田理 オフィシャル・ウェブ・サイト
ボクラ・コム http://bokura.com