こんにちわ 10月15日 きよみのページです。

 
 
 ここのページではあっくんママこと『きよみ』が読んだ本の紹介です。2週間の更新にあわせて作っています。皆様の読書感想も『bbs』で待ってま〜す。おすすめ本などありましたら教えてください。

受精/帚木逢生。そうそう、洗脳されていたのね。それなら話はわかる気がする。夢の中で合ってるだけで子供が出来るわけがないものね。何で気が付かないんだろうってずっと不思議だったのだ。ナチスが出てくるのもなるほど〜、と思えて、すべてが計画であったと言われればそうなんだー、って丸く収まる感じ。ただし、受精させられてしまった彼女はどう生きていくんだろう。ラストの雰囲気はダブルカップルのいい雰囲気が漂っているんだけど、現実問題として1つ残ってるぞー、教えてあげたい。

捜査線上のアリア/森村誠一。これって、東野圭吾さんの作品になかったでしたっけ?あの時もだけど、すっかり騙されて読んじゃうので作者さんは「あははは、ざま〜みろ〜」と笑っているかもしれませんね。ますますはまっていくトリック本。推理小説って楽しいね。

受難/姫野カオルコ。ん〜、おすすめできるかな〜。頭の中を空っぽにしたいって人にはいいかも。

 
 

 

受精/帚木逢生 角川文庫

恋人を交通事故で失って以来、北園舞子には、見るもの触れるものすべてが無意味に感じられた。悲しみは赤く焼けた炭火のようにいつまでも残った。舞子はかつて二人で訪れた蛾眉山に登り、そこで出会った外国人の老僧から、「恋人は生きている、彼の子供を生みたくないか」ともちかけられる。その言葉は、〈生ける屍〉同然となった舞子にとって、天恵以外の何物でもなかった。舞子は老僧に導かれ、ブラジルの港町サルヴァドールへと旅立つ。死んだ恋人の子供を身ごもるために・・・。押し寄せる感動。衝撃のラスト! 比類なき愛と生命の物語。

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/

捜査線上のアリア/森村誠一 集英社文庫

冴えない新人作家の津村は、ある殺人事件がきっかけで、一躍売れっ子になる。犯人は人気作家Mか?!だが、彼には強固なアリバイが・・・。興味深い文壇の内幕を描きつつ、精緻なアリバイ・トリックや斬新なひねりを駆使して、驚愕の結末へ―!「推理小説を読む楽しみは巧妙に欺かれるところにある」と明言する著者が、幾重にも“罠”を仕掛け、「合理性と技巧性の間の綱渡り」を試みた、本格推理の名作。

http://www.shueisha.co.jp/bunko/

受難/姫野カオルコ 文春文庫

修道院で育った汚れなき乙女フランチェス子のオ×××に人面瘡がデキた!「お前はダメ女だ」と朝な夕なに罵倒する人面瘡を、けなげにも“古賀さん”と呼んで共同生活をするフランチェス子の運命やいかに? 極北の笑いと奇想天外な物語の裏に、現代人のジェンダーを見つめる醒めた視線が光る、著者の代表作。

http://www2.to/himenofan/