こんにちわ。7月15日 きよみのページです。

 
 
 ここのページではあっくんママこと『きよみ』が読んだ本の紹介です。2週間の更新にあわせて作っています。皆様の読書感想も『bbs』で待ってま〜す。おすすめ本などありましたら教えてください。

 最近は読書の時間もめっきり減って、ペースダウンしてます。でも自分の時間の中で楽しく過ごしたいので無理にあれもこれもでなく少しずつ読んでいきたいです。妊婦に悪い本もチャレンジだ〜。

ジャガーになった男/佐藤賢一。前回良かった〜と思った佐藤賢一作品。読みにくくはないのですが『男の世界』はイマイチわからないな。『闘い』についての美学かな。最後、何故に処刑されちゃうんだ。戦争に処刑はつきもの、そんな終わり方かな。

MISSING/本多孝好。せつないお話。ほんわりして夢物語のような感じ。軽くて、でも切なさが残って自分の思い出にはないけど自分の過去としての記憶に似ている感じ。不思議な感覚で読めました。

めまい/椎川恵。うぅ、妊婦には良くないお話。でも面白かったな。狂った女性のお話。でも、狂わなくても女性の一部分として存在する部分なのかも。女性ならではの感覚で、それが新鮮な感じ。スパッと縦割りになっていてスカッと読める。別の作品にもチャレンジしてみたいと思いました。

 
 

 

ジャガーになった男/佐藤賢一 集英社文庫

伊達藩士・斉藤小兵太寅吉は恋人を捨て、冒険を求めて、支倉常長遣欧使節に加わった。着いたイスパ二アはすでに全盛期の栄光を失っていたが、一人のイダルゴ(戦士)と意気投合し、共に戦場に赴くために、帰国する使節団と訣別する決心をする。壮大なスケール、波瀾万丈の歴史ロマン。第6回小説すばる新人賞受賞作に大幅加筆、600枚の長編となったロング・バージョン!。

http://www.shueisha.co.jp/bunko/

MISSING/本多孝好 双葉文庫

「謎々」とルコの声が言った。「夏はどうしてこんなに気持ちいいのでしょう」ルコと一緒にいるから、なんて答えはさすがに言えなかった。(「瑠璃」より)「このミステリーがすごい!2000年版」第10位!第16回小説推理新人賞受賞作「眠りの海」を含む処女短編集、待望の文庫化!。

めまい/椎川恵 集英社文庫

「私、きれいになりたいの」ある夜、美容外科クリニックを開業した庸子のもとを訪れたのは、高校時代に苛めぬいた吉江だった(きれい)。恋人の話を楽しげにする章吾。ずっと愛してきたのに、彼は私を親しい友人としか見てくれない(誰にも渡さない)。女が男を心から愛したとき、行き着く果てはどこなのか。愛と背中合わせの狂気、その恐怖と哀しみを描く10人の女たちの物語。

http://www.shueisha.co.jp/bunko/