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ここのページでは『すくすくあっくん』以外でのかあしゃんこときよみについてのページになっております。子育て以外のお話(のつもり)です。
「探し物は何ですか〜、見つけにくい物ですか〜」という歌がありましたが、本屋さんでそんな気分でした。これっていう読みたい本が無くなってしまって。東野圭吾さんで尽きちゃったかな? 今思っているのは「平岩弓枝さんの時代物」。シリーズで出ているのでちょっとのめってみようかな。と思いながら、今回は色々手探りで読んでみました。
奇跡売ります/宗田理。キヨスク文庫です。割に外れるな〜キヨスク。短編集でさらさらっと読めた。「奇跡」というだけあって「嘘!」という作り話も出てきましたが頭の中が重くなくてポワっと読めました。 不安な録音器/阿刀田高。阿刀田さんは安心して読めますね。最近のものはピリリとした辛さは無いような気がするものの人間の深さに味があるような「辛さ」っていう感じかな。今回のこれは短編でありながら主人公が同じなので長編を読んでいるようで楽しかった。さすが阿刀田高さんっすね。 あたしのこと覚えてる?/内田春菊。九篇の中で初めの1作は心にビビッときちゃいましたね。この人の作品は好きなんですが、電車の中では照れて読めないような作品もあるのでつらかった。しかし初めの作品「あたしのこと覚えてる?」は素敵な小説でした。純粋な透明な心が見えるようなこれは本当に確かな物なのかわからずに、作品すら存在しないような淡く切ない気持ちになっちゃいました。本当にあったら切なすぎるけれど現実の世界にも置き換えられるような不確かな物って存在しますよね。「不確かな物」なので存在すら見えないけれど確かに存在する・・・ややこしいけど優しくて温かいんです。 ぼくの小鳥ちゃん/江國香織。ワインのおつまみになっちゃいました。でも本当にワインのおつまみに適していたような気がします。小鳥ちゃんとの生活。現実と夢の間をいったりきたり。江國さんの作品って冬の日だまりのような暖かさがありますね。 源太郎の初恋〜御宿かわせみ23/平岩弓枝。前回、8月に「かわせみ」読んでいるんです。その時もおもしろいなと感じ。これこれ。この平岩弓枝さん作品をシリーズで読もうかなって。今回「かわせみ」夫婦に念願の赤ちゃんが誕生しましたが、楽しかったです。時代小説が好きですし、シリーズならば読みやすい。手元の2〜3冊が終わったら読み始めてみようっと。 |
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