こんにちわ。2月1日 きよみのページです。

 
 
 ここのページでは『すくすくあっくん』以外でのかあしゃんこときよみについてのページになっております。子育て以外のお話(のつもり)です。

 今回はなんか燃えましたね「ぐおぉぉぉ〜」と音が聞こえてきそうではありませんか? あっくんの独り寝が徐々に成功に近づきある最近では、夜な夜な読む読書の時間が充実してきて、読まずには寝られン身体に・・・なぁ〜んて。今の内だけだと思うと惜しくなっちゃうんですよね。今年中に引っ越しの予定があるんですが、そうなれば通勤時間が大幅カット! 嬉しいけどそれって読書の時間が無くなるってことで・・・。とりあえず読めるうちに読んでおこうと意気込んでいます。

 

むかし僕が死んだ家/東野圭吾。またしてもやられちゃったよ〜。ネコの名前かと勝手に思いこんで、いや、思いこまされてしまったー。それに彼女、「沙也加」じゃないじゃん!えぇ!って。これぞ楽しい東野圭吾なるほどワールド、なんつって。謎が謎呼ぶ摩訶不思議な世界。ホント!くやしい〜けどはまっていっちゃうんだな〜。

名探偵の呪縛/東野圭吾。幸か不幸か、先に「名探偵の掟」を読んでしまっていたため、ちょっとあの軽いイメージがあったな。裏表紙にも『「名探偵の掟」の主人公が・・・』となっていたためにあの本あってのこれ、という関係が勝手に頭の中に出来てしまった。作品自体は〜の掟とは違い、まじめな別世界のお話。現実と夢の狭間の世界のお話って好きです。

虹を操る少年/東野圭吾。さて、これからというところで幕切れ〜。この世界はこれからどう動いていくのだろう、と未知の探りを入れたいところだ。これを読んでいて「幻魔大戦」を思い出してしまった。主人公の男の子が超能力を手に入れ(実は持っていた)、楽しい宇宙との交流話。そのうち女の子が超能力に目覚め、彼女が主人公か?というくらい主人公不在のまま話は進んでいく。そのまま20巻、おしまい。え? 続きはと探したらどうも「真幻魔大戦」としてまた1巻から出ていた。読まずに終わってしまった。映画で観たからいいやって。何かあれ、思い出しちゃったな。僕がいなくても続いてくる仲間達が僕の意志を引き継いで〜・・・。でもそうなる前にちゃんと手を打って終わってくれて良かった。

天空の蜂/東野圭吾。ああ、本当に傑作だった。講談社さんから出ている単行本最後は、この厚さからなる1冊。ラストを飾るにふさわしい作品だった。反対側と肯定側のどちら側でもなく、そこの“矛盾”部分をヒシヒシと実感させてくれる。そして迫力。ヘリや機械に遠い私でもわかりやすく面白く読める頼もしいストーリー。何より『原発』という難しい課題をこうも惹き付けてくれた。何が悪くて、でも必要で、でも、でもと読んでいく打ちに自分の中でも「ああ、そうか」「ああ、なるほど」と受け止めずには入られない。機会があったらもう一回読みたい作品だ。・・・でも長い・・・。

もう一度デジャ・ヴ/村山由佳。東野圭吾さんとりあえず読破〜と本屋さんへ行き、好きな「デジャ・ヴ」という言葉が付いていたので買ってみた。生まれ変わりの現在と過去の話が交互に出てきて楽しく読めた。

世紀末思い出し笑い/林真理子。林真理子さんの本も好き。どういうわけかエッセイしか読んだことがなくって、楽しいからいいんだけどこの本に出てきた「不機嫌な果実」というのを読んでみたくなった。林真理子さんの本はほのぼの笑えて楽しい。電車の中でクスクスしてました。

こうばしい日々/江國香織。そういえばこの人の作品『きらきらひかる』、読んだんだっけ。あの時も感じたけど文章の感じが『女性』を感じるの。まったりとした、でも甘い感じでなくて。異国の雰囲気を感じるのは私だけ?『きらきらひかる』を読んだ感想で“少女マンガのような軽い展開に物足りなさがあった”と自分で書いているけれど、うん、ちょっと軽さが感じられる。それが良さなのかな

 
 

 

むかし僕が死んだ家/東野圭吾 講談社文庫

「あたしには幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは・・・。超絶人気作家が放つ最新文庫長編ミステリ

東野圭吾ホームページ
http://www.keigo-book.com/

名探偵の呪縛/東野圭吾 講談社文庫

図書館を訪れた「私」は、いつの間にか別世界に迷い込み、探偵天下一になっていた。次々起こる怪事件。だが何かがおかしい。じつはそこは、「本格推理」という概念の存在しない街だったのだ。この街を作った者の正体は?そして街にかけられた呪いとは何なのか。『名探偵の掟』の主人公が長編で再登場。

東野圭吾ホームページ
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虹を操る少年/東野圭吾 講談社文庫

「光にメロディがあるの?」「あるさ。みんな、そのことに気づいていないだけさ」。“光”を“演奏”することでメッセージを発信する天才高校生・光瑠(みつる)。彼の「光楽」に、感応し集う若者たち。しかし、その力の大きさを知った大人たちの魔の手が忍び寄る。新次元コミュニケーションをめぐる傑作長編ミステリ。

東野圭吾ホームページ
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天空の蜂/東野圭吾 講談社文庫

奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき…。驚愕のクライシス、圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス。

東野圭吾ホームページ
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もう一度デジャ・ヴ/村山由佳 集英社文庫

テレビに映し出された風景に僕は覚えがある。行ったことはないのに、確かにこの情景を僕は知っている・・・。高校2年生の矢崎武志に起こったのは既視体験デジャ・ヴ。彼は意識を失う度に、はるか昔、生まれる前の世界を体験する。その世界で彼は戦国の忍びの一族だった。前世で何があったのか、なぜ過去を追体験するのか。運命の人に再び出会うため、時空を超えて駆ける永遠のリフレイン

世紀末思い出し笑い/林真理子 文春文庫

古びた旅館の謎のうなり声の正体は? モンゴルの草原で牛に隠れてしたことは? オペラ、焼肉、イイ男・・・仕事に遊びに全力投球するマリコの、いよいよ絶好調な日々。特別寄稿篇として「『不機嫌な果実』麻也子は淫乱か」「恐るべし、松田聖子」の2篇を収録。「週刊文春」の好評連載「今夜も思い出し笑い」シリーズ第13弾

http://www.bunshunplaza.com(文春ウェブ文庫)

こうばしい日々/江國香織 新潮文庫

同ウィルミントンの町に秋がきて、僕は11歳になった。映画も野球も好きだけど、一番気になるのはガールフレンドのジルのことなんだ・・・。アメリカ育ちの大介の日常を鮮やかに綴った表題作「こうばしい日々」。結婚した姉のかつてのボーイフレンドに恋するみのりの、甘く切ない恋物語「綿菓子」。大人が失くした純粋(ピュア)な心を教えてくれる、素敵なボーイズ&ガールズを描く中編二編

http://www.shinchosha.co.jp/bunko/