こんにちわ。10月15日更新きよみのページです。

ここのページでは『すくすくあっくん』以外でのかあしゃんこときよみについてのページになっております。子育て以外のお話(のつもり)です。

天使の耳/東野圭吾。私は「東野圭吾ワールド」にすっかりはまってしまいましたね。この作品は短編でしたがどの作品も重く、読み応え充分。車に関した事故を取り上げていますが、本人は車関係の会社にいたことがあり、他の人よりもそういう知識があったのではないかと彼のHPで語られていましたが、なるほど〜と思いましたね。手元にも何冊か買いだめしてある「東野圭吾」さんの本。毎回登場するでしょう。

はやぶさ新八御用帳/平岩弓枝(一、大奥の恋人)ラストがとても楽しみでした。この新八郎様はどう選んでいくのだろうって。奥さんがいて、でも実は他に好きな人が。その人と結ばれた後一体どんなふうに展開していくのかなって。鍵はその「お鯉さん」に。彼女は今回の事件に接していく中で一つの「固い絆」の夫婦の姿を見たとき、自ら身を引いたお鯉さん。新八郎様は男の身勝手から妻も恋人も両方手に入れたいと思っていたようだが女性というものは一筋縄ではいかないものですね。

ママというお仕事(「女磨き」育児編)/南美希子。仕事を持つ先輩ママとしてのお話。やはり仕事+育児の狭間って、母親としては悩めるんだな。私自身が子供を保育園に通わせているけど実は母親として悩んだこともあって。でも保育園の先生に「いくらお仕事をしていても帰ってきて、お夕飯を食べさせたりお風呂に入れたり寝かしつけることや、何らかの形で育児をしてますよ」って言われて、そうだな、1日のうち三分の二以上は一緒にいるんだもんなって。私自身も「仕事したい人間」なので一緒にいて遊んであげられないなら保育園でお友達と遊んでいる方がいいかなって考えです。一人で遊べるあっくんも私がパソコンとにらめっこしていると傍によってきて、一緒にやりたがるんです。それならいっそ別々にしてあっくんといるときはなるべくあっくんと、って思っています。

天使の耳/東野圭吾(講談社文庫)

深夜の交差点で衝突事故が発生。信号無視したのはどちらの車か!?死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべき方法で兄の正当性を証明した。日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー

東野圭吾ホームページ
http://www.keigo-book.com/

はやぶさ新八御用帳/平岩弓枝(一、大奥の恋人)(講談社文庫)

南町奉行根岸肥前守の懐刀隼新八郎、神道無念流の名手で頭脳明晰、心やさしい好青年だが恋には晩生。あからさまに出来ない犯罪を、密かに探る内与力の役についている。折しも、淀橋と成子坂で二つの殺人事件が発生、さらに、雑司ヶ谷鬼子母神での惨劇に拡大する・・・。斬新な江戸ミステリー、待望の文庫化。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bunko/

ママというお仕事(「女磨き」育児編)/南美希子(光文社)

降って湧いたような妊娠が私の全く新しい、未知の人生を開いてくれた。40歳にして初めて遭遇した子育てという厚い壁。仕事をこなし、家事、育児に励むという、以前には自分のキャパに到底入りきれないと思いこんでいた濃密な人生を生きていく私。そう、ママという仕事ほど魅惑的で、かけがえのない仕事はない。好評育児エッセイの文庫化!

e-mail:chie@kobunsha.com