こんにちわ。8月01日更新きよみのページです。

ここのページでは『すくすくあっくん』以外でのかあしゃんこときよみについてのページになっております。子育て以外のお話(のつもり)です。

 トップページの記事を送ってくれた『のりこさん』からこんなメッセージももらいました。“遠藤さんの本はいいよね。沢山書いたお方だからいっぱい読める。白い人、沈黙…。ユーモア系のたいへんだあや狐狸庵(こりあん)物も読んでみて。最近はハリー・ポッターシリーズがおすすめ。面白いよ!”。
 私が「海と毒薬/遠藤周作」を読んだコトを知り、お薦め本を紹介してくれました。遠藤周作さんはまた、読んでみたいです。

 今回はお気軽に阿刀田高さんと原田宗典さん。色々な出来事でちょっと集中出来なくて、楽に読める本に走ってしまった。でも、阿刀田高さんはやっぱりピリッとした切り口で短編の面白さに充実できましたし、原田宗典さんはにやにやとしながらも自分の高校生時代が蘇ってきたりで楽しいひとときでした。

他人同士/阿刀田高(新潮文庫)

心から愛せる女性に初めて巡り合い、幸運にもその直後に妻が姿を消した。でも、どうして?「考えてみると昔から幼稚園の先生が大好きだった」ちょっと気弱な男が、それがためにじわじわと恐ろしい結末へ追いつめられていく「粘土の女」など10編。旧知のはずの友が、恋人が、妻が、突然他人となる日、阿刀田ワールドの扉が開き、見えない罠があなたの足もとに口をあけます。

http://www.shinchosha.co.jp/bunko/

十七歳だった/原田宗典(集英社文庫)

17歳。楽しくてムチャムチャ充実している一方で不満だらけ。自意識過剰で、恥しくって、キュートな愛すべき時代。身悶えしながら書いた恋文で呼び出し川原での早朝デート。不良志願の第一歩、隠れ煙草。下半身の“暴れん坊将軍”に苦しめられ、深夜の自動販売機で決行するエッチ本購入作戦。カッチョ悪い小豆島家出事件の顛末。思い出すたび胸の奥が甘く疼く、ハラダ君の愉快でウツクシイ高校青春記。

http://www.shueisha.co.jp/bunko/