声楽の部　村岡清美

今回は昨年亡くなったおばあちゃんの1周忌の為に出られなくなってしまいました。
来年の発表会に向けてまた『歌』に磨きをかけていきたいです。

●　曲　目　●

◎六つの子供の歌から　1.うばぐるま（中田喜直曲／西條八十詩）
　　　　　　　　　　3.風の子供（中田喜直曲／竹久夢二詩）
　　　　　　　　　　　　　　　4.たあんき　ぽーんき（中田喜直曲／山村暮鳥詩）

●　曲　紹　介　●

1．うばぐるま 今日は 坊やが風邪ひいて 軒にさびいしい乳母車 いつまでやまぬ春の雨 今日は ばあやが藪入りで 庭にさびしい乳母車 幌に雀の子が一羽 今日は ふたりがお揃ひで 路をいそいそ乳母車 まはる轍に花がちる

3．風の子供 風の子供が　山へ出て 釣鐘草（つりがねそう）をふきました 釣鐘草は眼をさまし ちんから　ころりと　鳴り出すと 薄（すすき）も桔梗も刈萱（かるかや）も みんな夢からさめました 風の子供が　浜へ出て やどかりの顔なでました やどかり　びっくり　戸をしめて よんでも　よんでも　出てはこず さんまも　鯛も　えびの子も 波にかくれてゆきました

4．たあんき　ぽーんき たあんき　ぽーんき 　たんころりん たにしをつっつく鴉どん はるのひながのたんぼなか たあんき　ぽーんき 　たんころりん わァれもひとも生きもんだ あんまりひどくしなさんな たあんき　ぽーんき 　たんころりん 鴉はきいても知らぬ顔 はるのひながのたんぼなか