すくすくあっくん 7月1日号

あっくんフォト
ままのー、つけるー、赤いのー
って聞かないんだよね

 
 スペース・オペラ育児室へようこそ

 夏ってこんなに暑かったかな〜。今からこれでは今夏バテてしまいそうですが、親子のバトルはもっと『熱い』ぞ。何とかしんちゃんのオープニングに「大人は変だなー、何でもかんでも“いけませーん”ダメダメ攻撃“〜しなさーい”」ってあの歌。身につまされます。本当にこちらは大人の都合で、あちらは子どもの都合で生活していてぴったり合うはずがないよ。でもどっちかに合わせなくっちゃならなくて結局『言うこと聞きなさ〜い』になっちゃう。ふ〜、心ではわかっているつもりなんですが、ついつい、ね。

 
ママは、こうして、こうしてー。

●ぶうぶ、来るよー● 

  独り言のあっくんに時々びっくり。「だめだめだめー、こらー」って。おもちゃにむかって話している。この口調って私? 他にも「ちょっと〜」とか「まって〜」とか「いやよー」または「いいよー」等。それってママの真似?。
 子どもって敏感だし、耳が良いから吸収力が素晴らしい。私の口癖っていうか、必ず言う言葉があります。自転車を降りたときや、出口を出たときに「ぶーぶ、来るからね。気を付けてね」「ぶーぶ、危ないよ。そっち行かないよ」です。ある時、あっくんはおもちゃに向かって注意してました。「ぶーぶ、来るよ、いやよー」って。なーんだ、わかってんじゃん。ちょっと安心かな。この辺は何度も言うように大きなトラック、ダンプカーが多いので交通には充分すぎるほど気を使っていますが。


「うまいー」。

●ばっけー● 

 怖い物知らずのあっくんが保育園で覚えてきた「ばっけ」が気になる様子。「ばっけー、こわ、ないーねー」と言っていますが、内心この「ばっけ」には頭が上がらない様子。夜に泣き出すような時は「あ、今ばっけ来たんじゃない?」と耳をそばだてると「ばっけ、来た、ない」と言いつつも涙を拭きます。「泣いてたら、ばっけ、来るさー」と言い聞かせますが、これが結構特効薬。「お化け」なんてどこで覚えてきたと思ったら、「おばけごっこ」遊びが保育園であったらしく、どんな遊びか知らないんですが「ばっけー、来るよー」と私にやってくれるんで、きっと「きゃー、きゃー」言って怖がってるんだろうなーと想像してます。「ばっけ」なかなか良いもんです。

 
ママの、やるー。

●あっぷっぷのパン● 

  あっぷっぷはあっくんの専売特許(笑)。近くの美味しいパン屋さんにポケモンの顔をしたパンが売っています。チョコの目、ぷっくり小さく盛り上がった頬。食べる楽しみはほっぺを食べ「ほっぺ、ないー」、目を食べて「めんめ、食べちったー」。ある日、店内であっくんはそれを見てゲラゲラ笑い「あっぷっぷ、ちてるー。」と繰り返すのでした。確かに並んでいる中にはちょっと曲がっちゃったモノとかありますが、それが「あっぷっぷ」とは。お店の人もあっくんにはその商品のことを「あっぷっぷ」と呼んでくれて、あっくんが「今日、あっぷっぷないねー」と棚を指さすと、「ねー、あっぷっぷ、売り切れちゃったのー」と合わせてくれます。いつもすみません、本当に。

 

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2001.7.1.Vol.97