みなさま、はじめまして。『スペース・オペラ』です。
 毎月1日に発行していたフリーペーパーも、ペーパーとして最後の37号(6月1日発行号)をお届けし、38号(7月1日発行号)はデジタル化初の試みとなりました。
 今回、初の発行になるのだからやはり「第1号おめでとう!スペースオペラ」になるのでしょうけれど、流れからすると毎月1日発行は変わらないわけで、内容もたぶん今まで通り、月によって全く違ったり、何かにハマったらそればかりとか・・・。こう書くと、毎月取り留めのない話をダラダラとまぁ〜訳の分からないってその通りでありまして、こんな『スペース・オペラ』ですが、どうぞ宜しくお願いします。

 

三角の起動キーを押し込むと、ジャーンという和音が鳴り、

マックが ヒューンッ、カチカチと動きはじめたのがわかる。

胸が高鳴る。

そして、オープニングの画面があらわれた。

〈Welcome to Macintosh.〉 

その時に、ぼくは恋に落ちた。

だって、〈Welcome to Macintosh.〉だなんて、

なんてイカしてるんだとあなたも思いませんか?

(マッキントッシュ・ハイ/山川健一)

 

 この行(くだり)はペーパー当時のスペースオペラ33号(2月号)でも紹介しましたが、あえてここでも紹介したいと思いました。それは、この本をもう一度読んでいる今、初の『スペース・オペラ』デジタル化に相応しいような気がするからです。
 初心に戻って・・・って言いますよね。私はこの本を読んでいるととても温かなものを感じ、自分が一番はじめに「LC-475」(HD name“あつしくん”)と出会ったときを思い出すのです。温かいと感じるのは作者の「山川健一」さんがそれほどMacintoshを愛しているからで、そのまま読み手に伝わってくるからなのではないでようか。読み耽っていると「こんな大層なこととは知らずにMacを使っていていいのだろうか」と自己嫌悪に陥りそうになりますが、そんなときには本を閉じ、私には私なりの愛があるんだ〜! と開き直り自分のMacに向かいます。私のMacintoshは私が愛さなければ、他の誰かが代わって何をしてくれるわけではないのですから。恋人のように愛情を注ぎ込めば注ぎ込むほど幸せにしてくれる。そんなMacintoshが私は大好きです。少しずつ自分なりに接していく方法が大切なんだと思います。友達が持っているから、今流行っているから、ゲームがしたいから・・・何でもいいと思うんです。触っていくうちに、自分のコンピューターが大好きになって、毎日触って、使い方に幅が出てきたら、とても楽しいと思うんです。インターネット上にアクセスするようになって、少しコンピューターに対して考え方が変わってきたような気がします。ホームページを開設して、コンピューターの姿が見え始めた様なそんな生意気な気がするんです。でも、まだ見え隠れしていて。そんな中。Winとかソフトとかハードとかそういうんじゃなくて、もっと大きな「デジタル」という輪の中に自分が入っていけたらいいなって思います。
 

 

 

 6月1日から早1ヶ月。7月1日に「38号」を載せる前に久保先生のホームページ「女神のDTP」が1000を突破してしまいました。(6月22日夜突破)カウンターを付けたのが6月2日(火)なので、3週間足らずで一気に行ってしまったのだ。それには久保先生の影の力があります。インターネット上では情報が新しくなければ自分のホームページも訪れてくれる人がいなくなってしまうということから、毎日自分のホームページを更新し続けているのです。しかし、これは久保先生に限らず、ネット上では1日に何度も更新している人もいるので、それがあたりまえかもしれない。ここまでホームページの更新となるとこれは趣味ではなく、仕事の一種になるのでは・・・と思ってしまいそう。そう言う私もちょこちょこではあるが更新しつつ、新しいネタを探しています。そして追加したページが「GIFアニメーション」のページです。好きなんですよね。ひとコマひとコマ想像して動かしていく。もしもお気に入りがありましたらダウンロードして使ってみてくださいね。ホームのページにある「My gifアニメーション」から行けます。それでは、来月号もお楽しみに。

 

1998.7.1.Vol.38